きゃの録

きゃのの備忘録。

そして、小賢しい女

昨日の今日でタイムリーな話なのですが、こんなことがあった。

クラウドソーシングで、トラブル

私は某クラウドソーシングでささやかに活動している。
と言っても、案件はいまのところ継続案件1件のみで、クライアントさんとの関係も良好なこと、金額にも満足しているのでずっと同じペース。
そんな中、直接依頼の案件の相談が入り、内容も私が今までやってきた実績が生かせそうだったことと、クライアントさんがちゃんとした会社だと思ったこともあり初めての直接案件で不安もあったがお受けすることにした。

納品・完了・支払いまでは比較的スムーズだったものの、修正・再納品から2日連絡がなかったので「いかがですか?」とお伺いを立ててみた。
すると、特に何の指示もなく「完了報告してください」との返事。2日経っていたし、何も書かれていなかったのでOKだったのだろう、と思い、向こうから評価の催促もされたことから無事取引終了だと思っていた。

が、それから1週間以上が過ぎた後、「実は忙しくて検収できていなかったので、ここを修正して欲しい」という連絡がきて私は動転してしまった。
てっきり無事に取引終了したと思っていたのに、実は終わっていなかったからだ。

正論を言うと人は離れていく

ここで、相手の言い分はと言うと「先に支払った方がいいと思った」とのこと。

私はと言うと、「なぜ、そのことに関して一言も連絡してこないの?」ということ。

おそらく、私が「いかがでしたか?」と聞いた地点で催促してるのだと思ったのかもしれない。だとしても、完了の地点で「忙しくて検収が先になるので、後に修正の可能性がある」という旨があれば、全然違っていただろうと思った。
どんなに忙しくても、それくらいの連絡はできるはず。

私はその地点で不信感MAXだったものの、本来のルールであれば検収まで全て終わっての支払い完了であることや、今回はお受けしますが次回からは受けませんということを伝え、クライアントさんからも了承したとの連絡が来た。

が、不安だったこともあって念のためサポートにもこういったケースについてどうすればいいか相談した。
返答はやはり上記の通りで、完了後の修正の義務はないがあとは当事者同士での話し合いで対応してください、とのことだった。

なので、今後の私以外とのトラブル防止にもなればと思い、私はこのサポートからの言葉と、これまでに私もこういったケースがなかったことを添え、ご参考くださいと再度返信した。

が、この地点で私の心はざわざわしていた。
あれっ、この感じ何か知ってる。前にも味わったことある。

そして、相手からの返信で予感は的中。
ざっくり言うと、「うちに全ての落ち度があるって言いたいんですよね、反論の余地もないしもうこっちで全部やるのでいいです」という返信だった。

あー、またやってしまった。

これ、昨日の「逃げ恥」見た方はわかると思うんですが、まさにあの彼氏にアドバイスしていたみくりと同じなんじゃないの?
正論かもしれないけど、相手が求めているのはそんなことじゃないんですよね。

そう、そして顔も知らないクライアントさんが私にこう告げたわけです。
「お前、小賢しいんだよ」と。

アドバイスを聞いてみる

私は結構何かが起きた時に、人にアドバイスを求める。
やはり自分だけだとどうしても視野が狭くなりがちだし、私の場合、全てことが終わってから反省の意も込めて「あのときどうすればよかったのか?」と聞くこともある(本来は解決する際に求めるのがベストだと思いますが)。

そんな中、クラウドソーシング界では有名な、時々(一方的に)やりとりさせて頂いているとっとこランサーさんにも今回の件を相談してみた。

tottokolancer.blog.jp


「完了・支払い後、1週間連絡がない状態でこう言われたんですけど地雷でしょうか?」と。そしてとっとこさんの回答がこちらです(公開了承ありがとうございます!)。

うーん、地雷かどうかはわかりませんね…。「支払いが遅くなると迷惑かけるから」と配慮して下さった可能性もありますから。実際に支払いが遅くなっていたとしたら、それこそ「地雷」なのでは?(´・ω・`)

ただし、修正するべきかどうかは当事者の判断かなと思います。


なるほど!と思った。
実際に「支払いが早い方がいいと思った」とのことだったし、おそらくそうだったのかも。そして何より、今までの経験からちゃんと支払われることが普通だと思っていた私にとって、むしろ早く支払われた配慮の方を気にする、という視点が完全に抜け落ちていた。

その後もご自分のトラブル談を話されていて、その器の大きさにやはり有能な人の考え方は違うなあ、と半ばまた「自尊感情の低い女」モードにバリバリ入りかけたことは秘密です。

また、もう一方の意見は私の旦那なのだけど、最初の地点で「いや、検収した上での支払い完了が当たり前でしょ」という意見だった。
今日の件についても、「本来ならば一度取引は完了している状態で、新たに仕事の時間が発生するんだから『追加依頼』として賃金が発生してもおかしくない状態だし、ルーズすぎる」との答え。

彼も一応職場では上の立場の人間なので、それはそれで説得力があったし自分も間違いではなかったのかなとちょっとほっとした。

結論・人から求められるのは器の大きさだが、聖人君子になる必要もない

今回のことで、ざわざわしたときはやっぱりダメだなと痛感。

私は自分の防衛策のために、大丈夫だよね?間違ってないよね?みたいな感じで正しい情報を集めて提示するんだけど、そうすると相手が「この女うざっ」ってなって去っていくわけです。

ただ今回の件で言えば、私は相手がルールとは違うことをしていることにこだわったのではなくて、「何でそのことを連絡しないの?」という1点であることに気付いた。
おそらく向こう側は、ルール違反であることを指摘されていると思っているだろうけど、やはり連絡・報告って信頼を得るには一番怠ってはいけないことだと思う。

たぶんこれが何度かお仕事させて頂いて信頼関係ができているクライアントさんなら、何てことはなかったと思うのだけど、最初がこれだったので私はやっぱり受け入れられなかった。

そして自分は、今後もし同じようなことがあったら取引完了前に必ず、これで全て終わりであるかを私からも確認するように気をつけよう。

で、こういうときに陥りがちなのがさっきの「自尊感情の低い女」モードな訳だけど、そこで今度からは器の大きな人になろう!とは思わなくてもいいと私は敢えて言いたい。

そんなにみんなにいい人に思われなくてもいい。仕事の上ではそういったうまくやっていける人が重宝されることもわかっている上で、そうなれない人だってたくさんいる。
でも、そんな人の方が私は好きだよって思ったりもするのです。

自尊感情が低くても、小賢しくてもいいじゃない。だからこそ魅力のある人もきっといるのだから。

って、人には言えるんだけどな~。


【追】この件のフィードバック・補足をこちらでやっています。

qkyano.hatenadiary.com